BP1プログラムについて 
対象: 第1子(0歳児)とお母さん
初めて赤ちゃんを育てている母親のためのプログラムです
「親子の絆づくりプログラム"赤ちゃんがきた!" (BP1プログラム)」は、初めて赤ちゃんを育てている母親と0歳児の赤ちゃんが一緒に参加するプログラムです。 2010年11月に開催したKKI主催のフォーラムで発表し、翌年2月から実施しています。プログラムは講義形式ではありません。あたかも、自分の家のリビングに、同じように初めて子育てをしている母親が集まったという「安全」で「安心できる」雰囲気の中で、お互いの状況や体験を話し合ったり、工夫されたプログラムに参加する中で、自然に育児の知識やスキル、親の役割などを一緒に学び、深めていきます。そのために、独自に開発したテキスト とDVD使用します。

BP1プログラムの枠組み
参加者と人数 | 第1子と母親 5~20組 |
プログラムのタイプ | 2つのタイプ ・ 前期 (2~5か月児とその母親) ・ 後期 (5~8か月児とその母親) - 後期は事務局に相談してください |
時 間 と 回 数 | 1 回 2時間、毎週1回 同じ曜日、同じ時間帯で連続4回 |
1 回のセッション | 前半90分: 構造化されたプログラム 後半30分: 交流・質問タイム |
進 め 方 | ・資格のあるファシリテーター2名で進行 ・参加者10組までの場合は、資格のあるファシリテーター1名で進めてよい。 ただし、その場合はアシスタントをつけること。 |
BP1プログラム 参加者用テキスト (カラー図解版)
※一般書店では販売していませんが、どなたでもご購入いただけます。
本テキストの特徴は、子どもの心の発達論に従って乳幼児期の子育てについてわかりやすく説明している点です。 BPプログラムに参加するお母さん方だけでなく、乳幼児を育てている親御さん、子育て支援を仕事や活動で行っている方、そんな皆さんにもお役立ちの子育てテキストです。
購入方法は「出版物/DVD 」のページでご確認ください。
全国に広がるBP1プログラム
時代の急速な変化の中で、小さいお子さんに触れることがまったく無いまま赤ちゃんを産み育てる母親が半数をはるかに超えています。
BP1プログラムは育児不安の解消や子ども虐待防止、産後うつ病予防などの目的で多くの自治体等により導入・実施していただいています。下の図にBP1プログラムの実施状況の経年変化を示します。2019年度と2020年度は新型コロナウイルス感染拡大のため開催が困難な中でも、かなりの数のBP1プログラムが実施されています。
自治体別のBP1プログラムの実施数や参加者数は、「BP1プログラムの実施について」 ページの「年度別実施状況報告」に掲載しています。

BP1プログラムの実施主体の約8割が自治体(市区町村)です。自治体別のBP1プログラムの実施数や参加者数は、「BP1プログラムの実施について」 ページの「年度別実施状況報告」に掲載しています。
下の表と右の日本地図は、都道府県別にBP1プログラムの実施状況を示していますが、まったく実施されていない道県もあります。また、実施している都府県でも、自治体単位でみると、まったく実施されていない自治体と実施している自治体があります。そのため、100人に1~2人の参加率と言っても、自治体によっては 7割前後の初めて赤ちゃんを育てている母親が参加されているところもあります。
BP1プログラムについて (BPファシリテーター大研修会)