子どもに関わる仕事をしている皆さまへ

現在の取り組みを見直して

日本社会の急激な変化の中で、思春期以降の子どもの不登校や若者の社会的ひきこもりの増加、子ども虐待事例の急増、過度ないじめ事件の多発など、親子をめぐる様々な課題が表面化しています。
一方、日本の子どもに関わる専門職の皆さんは、それらの問題を解決すべく、それぞれの持ち場でまじめに日々多大な努力されています。にもかかわらず、問題が表面化してからかなりの年月が経ち、今なお解決の見通しさえ立っていないのが実情です。子どもに関わる専門職の皆さんが手を抜いているのであれば、「もっとまじめに仕事に取り組むように!」という指示で解決しそうですが、そうではないのです。皆さんまじめに取り組んでいるにもかかわらず、事態はどんどん悪い方向に進んでいるのです。

このような現状を考えた時、従来の取り組みをさらに熱心にまじめにすればいいという発想では事態は解決しません。現在の取り組みを見直してみる必要があり、時代の要請に合った仕事内容に変えていく必要があります。
それを手助けするものとしてBPプログラムがあります。BPプログラムは、社会問題にもなっている子ども虐待や不登校などの予防にきわめて効果的で、ひいては子育てしやすい社会を作り、少子化をストップさせる上でも有効なプログラムです。そのため、私たちは皆さんに次のことをお願いしたいのです。

1. BPファシリテーターになり、BPプログラム開催のために力を貸してください。

精神発達上、乳幼児期は極めてたいせつな時期です。BPファシリテーターになり、あなたの地域の赤ちゃんや幼児を育てている母親たちにBPプログラムを届けるための活動にぜひ参加してください。

2. BPプログラムの参加者募集にご協力ください。

BPプログラム実施にあたって、参加者の募集がひとつのネックです。というのも、出産直後のお母さんは日々の子育てに大わらわで、BPプログラムなどの情報が届きにくいのです。そのため、あなたの地域で実施されるBPプログラムの参加者募集には多方面からの協力が必要なのです。

3. BPプログラムの意義や必要性を伝えてください。

私たちは、「初めて赤ちゃんを育てる母親全員にBP1プログラムを提供する!」という目標を掲げています。また、幼児期の子どもとの関わりに多くの母親たちが困っています。そのような皆さんにBP2プログラムに参加して欲しいと考えています。
そのためには、地域で活動する皆さんの仕事のいろいろな場面で、BPプログラムの意義や必要性を地域の皆さんに伝えていただきたいと願っています。


心理職など専門職の皆さまへのお願い

BPファシリテーターとして活躍している方の現状をみますと、保育士さんが圧倒的多数を占め、次に保健師さん、助産師さんとなっており、心理職の皆さんの比率は非常に低くなっています。それぞれの専門職にはそれぞれの専門性があります。その点で、私たちは、心理職の方にぜひBPファシリテーターになっていただき、心理職の専門性を他の専門職とともに発揮していただきたいと願っています。
精神発達上、乳幼児期は極めてたいせつな時期です。BPファシリテーターになり、あなたの地域の赤ちゃんや幼児を育てている母親の皆さんにBPプログラムを届けるための活動にぜひ参加してください。


【静岡県浜松市】 瑞雲こども園子育て支援センター カンガルーのおうち 保育士  美濃部敬子さん


【東京都中野区】 BP中野の会 副代表/心理カウンセラー  岡本妙子さん

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